平城京を訪ねて
来年は平城京遷都1300年に当たるという。
そんな秋の一日、平城京を訪ねる機会があった。
ちょうど9月末に平城京の中心となる建物、第一次大極澱(ダイゴクデン)の復元工事がほぼ完成し、おおいが取られ公開されたという新聞記事を読んだばかり。まさしくいいタイミングであった。
電車の窓から眺められる大きな朱塗りの建物は、朱雀門。昭和38年から本格的な発掘調査が始まり、昭和39年に朱雀門跡が確認され、それ以降復元作業が進められていた。
朱雀門 当時の様子再現

平成10年に完成されたが、ここは平城京の正門。大勢の人々がこの前で歌垣を行ったり、外国の使節を出迎える儀式を行ったりしたらしい。
いつもはその一区画を通過する近鉄電車からしか眺めたことのなかった平城京跡地、今回は自分の足で初めて歩いた。
とにかく広い。朱雀門から南に朱雀大路が伸び(幅約74m)、ほぼ4キロほど先に平城京の入り口である羅城門があったらしい。 今は史跡として保護されており、世界文化遺産にも選ばれ、自転車でこの敷地を周る人、マラソンの練習をする人、遠足の子供達が点在して見られるのんびりした風情である。
大極殿遠望 おおいを取った大極澱 若草山遠望



大極殿は、今でいう国会議事堂にあたるらしい。まだ工事中で、すぐ傍には大きなクレーンが設置されていたが、来年の完成を目指して急ピッチで復元中である。建物復元にあたっては、現存する当時の建造物、東大寺転害門、薬師寺東塔、法隆寺中門等を参考にされたらしい。





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